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ロシア青年団が岩手大学を訪問しました

掲載日2016.7.11

ニュース


7月7日、日露青年交流センターの招聘による日本語学習青年団が、岩手大学を訪問しました。青年団はロシアの各地で日本語を学習する総勢20名の社会人で、7月5日から7月12日まで東京や岩手県を訪れ、日本の社会や文化を学びました。青年団の受け入れは、岩手大学人文社会科学部の堀口大樹准教授が行いました。

ロシア人青年団は、岩手大学到着後、国際連携室の石松弘幸准教授による岩手大学の紹介を受け、留学生が履修する日本語の授業を見学しました。午後には、全学共通科目のロシア語授業を見学し、4月からロシア語を始めたばかりの人文社会科学部と教育学部の一年生が、ロシア語で自己紹介を行いました。日本人学生は、青年団に簡単なロシア語の質問を行い、日本語を勉強する理由や趣味について聞きました。ロシア語を学習する一年生にとって、普段勉強しているロシア語で活きたコミュニケーションをとる最初の機会となりました。

 その後、青年団は弓道部を訪れ、部員の説明のもと、日本の伝統武芸に触れる機会を得ました。さらに、さんさ踊り同好会による演目披露が行われ、太鼓を背負ったり、日本人学生に簡単な踊りを教えてもらったりして、地域の伝統芸能に親しみました。

 岩手大学訪問プログラムは、学内会場で行われた懇親会で締めくくられました。日露青年交流センターの渡邊修介事務局長と岩手大学人文社会科学部の横山英信学部長の挨拶に続き、岩手大学のロシア語履修者やロシア人留学生、さんさ踊り同好会の学生及び人文社会科学部の教員数名が青年団と交流し、親睦を深めました。