総合科学研究科地域創生専攻1年の滝村恋奈さんが国際学会 (ISMAB 2024: 11th International Symposium on Machinery and Mechatronics for Agriculture and Biosystems Engineering) でBest Presentation Award を受賞

掲載日2024.10.18
ニュース

インドネシア(Indonesia)で開催された国際学会(ISMAB 2024: 11th International Symposium on Machinery and Mechatronics for Agriculture and Biosystems Engineering)にて総合科学研究科地域創生専攻1年生の滝村恋奈さん(指導教員:小出章二)が Best Presentation Award を受賞しました。 

演題

Effects of supercooled storage at -5℃ on quality and sensory evaluation of watercored fresh-cut apples

発表者

〇Renna TAKIMURA, Arisa SATO, Takahiro ORIKASA, Shoji KOIDE
(滝村恋奈、佐藤安理紗、折笠貴寛、小出章二)

発表形態

ポスター発表

研究内容
  • 蜜のたっぷり入ったカットリンゴ‘はるか’の言葉だし〔感じられる香りや味の特徴を「言葉」として書きだす〕を行いました。
  • CATA法(Check All-That-Apply)により、各サンプルの評価用語の有無(感じるか感じないか)をチェックしました。
  • カットリンゴ‘はるか’を過冷却保存(-5℃)することにより、「後味が爽やか」に感じられることを統計的に明らかにしました。
  • 過冷却保存(-5℃)はカットリンゴ‘はるか’の蜜面積を、5℃保存区と比べて大幅に保持できることが分かりました。

本知見は食の嗜好性を保存方法のみでも変えられることを示したもので、カットリンゴ‘はるか’のブランド化にも大きく貢献するものです。

本件に関する問い合わせ先
農学部  食料生産環境学科  教授 小出章二
shojides@iwate-u.ac.jp