三陸地域水産研究センターの綾里試験池は、研究用サクラマスの継代飼育をしている施設で、今回、三陸水産研究センター教職員と農学部水産システム学コースの学生3名が大船渡市立綾里小学校の児童たちを出迎えました。
児童たちは、1、2年生に分かれて、水槽に入れたサクラマスやニジマスの稚魚の説明、生きたサクラマスに実際に触ってみるタッチプール、試験池でのエサやりなどを体験しました。
実際にサクラマスを触ってみた児童からは、「小さくてかわいい」「ぬるぬるしてつかめない」「また来てサクラマスに触りたい」など率直な感想が聞かれました。
質問コーナーでは、主に2年生の児童から多くの質問が寄せられ、学生が児童にもわかりやすいよう説明を行いました。特に、綾里小学校の校歌に謳われている「雲をつらぬく 大森の 永久に動かぬ その姿」の大森山(綾里富士)の水を試験池に利用しているという説明に、2年生の児童もとても驚いていました。
今後、児童たちは、地域で養殖しているサクラマスを通して地域の魅力を学習し、秋には、魚食普及活動を目的としてサクラマスをもっと知るための「食べる」授業へと繋げていく予定です。
なお、今回のイベント行うにあたって地元ボランティアや消防団の協力など町を挙げてサポートしていただき、無事終えることができました。
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