動物介在学研究シンポジウム「馬と人の関係~農耕馬の将来を考える~」の開催について (2024.02.27開催)

掲載日2024.02.05
イベント

岩手大学大学院獣医学研究科では、動物介在学研究シンポジウム「馬と人の関係~農耕馬の将来を考える~」を開催します。

大きな体に優しい目、人に従順で意思疎通ができる馬。人の歴史は馬と共に作られてきたと言っても過言ではありません。4000年以上前から農耕や運搬、そして交通の手段として、馬は人々の生活に密接に関わってきました。
しかし、約150年前に自動車が発明されて以来、馬の役割を機械が担うようになり、人の生活における馬の需要は次第に減っていきました。
岩手は、古くから馬産地として知られ、南部曲り家にも見られるように馬と人が一緒に生活してきた歴史があります。その中で様々な馬事文化を育み、祭事は現在も継承されています。

本シンポジウムでは、馬の魅力を再確認し、これからの私たちの生活で、馬とどのような関係を築けるか、馬車を含め現在行われている馬
の活用法について学び、馬と共存し続ける方法を考察したいと思います。

日時

bet36体育在线_365体育手机版-投注|备用网址6年2月27日(火)13:00~17:00

場所

岩手大学 農学部5号館 2階 ぽらんホール

プログラム

  • 「人と馬の絆による教育?研究?社会貢献-帯広畜産大学における馬の利活用について-」
    帯広畜産大学 南保泰雄 教授
  • 「これからの時代はAIともう一つのAI(アニマルインテリジェンス)だ!」
    馬搬振興会 岩間敬 氏
  • 馬車みち会議岩手大学プロジェクト活動紹介「馬っこふれあい会が馬と人に及ぼす影響」
    岩手大学動物病院 研修医 照井周二
  • 「地域の馬文化を活かす馬車事業の作り方」
    帯広馬車BAR 永田剛 氏
  • 総合ディスカッション「盛岡での馬車運行の可能性を探る」
    岩手大学農学部 宮崎珠子 准教授

対象

どなたでもご参加いただけます。

参加料

無料

参加申込

以下の参加登録フォームより事前登録をしてください。【2月25日まで】

本件に関する問い合わせ先
農学部共同獣医科  動物介在学研究室  准教授 宮崎珠子
019-621-6195
okatama@iwate-u.ac.jp