岩手大学平泉文化研究センターでは、東アジアにおける総合的「平泉学」の構築を図るための一環として、平泉文化セミナーを定期的に開催しております。
今回は、平泉文化セミナー第69回例会として下記により開催しますので、ぜひご参加ください。
参加費は無料です。なお、今回はzoomを使ってオンラインでも同時開催します。
1.日時
2022年12月8日(木) 17:00~18:30
2.会場:岩手大学 総合教育研究棟(教育系) E21講義室
3.内容
<発表者>
櫻井 友梓 氏(岩手県文化スポーツ部文化振興課世界遺産担当、岩手大学平泉文化研究センター客員准教授)
<演題>
考古資料にみる平泉の漆工
<概要>
平泉の文化遺産の一つとして、中尊寺金色堂などに代表される漆工芸品があり、これらは平泉文化の高度な技術内容の一面を伝えるものとして、美術史分野等から多くの研究蓄積がある。
一方で、考古資料については、漆器椀などの漆製品が出土しているほか、漆工に関わる資料の出土もあるものの、資料が断片的なこともあり、注目もあるものの先行研究は決して多くはない。
本発表では、平泉から出土した、漆製品や漆工に関連する考古資料をまとめ、資料の時期的、空間的な分布をまとめ、これらから理解できる平泉及び居館である柳之御所遺跡の手工業の状況について検討していきたい。
【Zoomによるオンライン開催のリンク】
https://us04web.zoom.us/j/77564009159?pwd=ELhPvXowGL6pbZK9EvSYBCrZcnRTJe.1
ミーティングID: 775 6400 9159 パスコード: 666888
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